ワーホリビザでオーストラリアに行こうと考えている方へ。
僕は渡航前に調べすぎて、激しく疲れました。笑
「いかにお得で、なおかつしっかりと保障内容が備わってるのはどれだ」とワーホリや海外旅行用の最良のプランを探し続けましたが、世の中には無数のWebサイトが存在していて、なおかつ「こうすればいいよ!!」的なハッキリした解答がないサイトが多かったのが原因です。
JI(ジェイアイ)や東京海上などの有名どころは年に20万近くと高額だし、現地で保険に入った方が安いらしいけど保険で守られる範囲が少ないという情報もあるし、、、、ってな感じで、とにかく保険迷子になっていました。
が、それでも色々と比較をし続け、結果”自分の中では”理想的な答えにたどり着きました。
- ワーホリビザで海外長期で行くけど、結局どの保険がいいんだよ〜〜
- 海外旅行で保険に入るのが嫌だ…とにかく節約したいよ!
と悩んでる方がいれば、ぜひとも参考にしていただければと思います!
目次
結論→クレカ保険でワーホリを安く
いきなり結論からですが、僕が最終的に出した答えは「ワーホリビザ等で長期海外に行く際は、海外保険付きのクレジットカードを駆使してめっちゃ安く済ませる」というものです。
そもそも有料の保険に入るという選択肢を完全に無視したパターンです。これはうまい事やれば、”年間20万円程かかる保険料を実質無料にする事ができてそれなりの保険を補える“可能性を秘めています。
「……そんな美味しい話はないだろ」
と言う声が飛び交うような宣言ですが、これが結構まじなんです。が、もちろんデメリットがあります。
それは海外保険で一番重要である怪我・病気の保証が薄いという点です。参考までにJI(ジェイアイ)等の大手保険会社の保険は、怪我・病気の補償額が無制限だったりします。が、今回ご紹介するクレジットカードを用いたものだと、怪我・病気の保証額は頑張っても400万〜1000万円くらいが限度です。
「400万円も保証されれば十分じゃない?」と思う人も多いかと思いますが、例えば心筋梗塞や脳梗塞、過度の骨折等で数日間入院するような事故や病気だと、海外では1000万円を超えるような事例ももちろんあります。可能性は限りなく低いわけですが、人生何が起こるかはもちろんわかりません。
クレジットカードで保証できる限度額を超えてしまったら、あとは自腹という事になります。そういったリスクが怖いという人は多少高いとはいえ日本でしっかりとした保証内容の海外保険に入る事を強くおすすめします。
保険はギャンブル?クレカ付帯の海外保険でワーホリいこうと決めた理由
YOUTUBEか何かで「保険はギャンブルと一緒だ」とホリエモンが言ってたのを見た記憶があります。
確かにその通りで「自分は怪我や病気をしない」という確固たる自信があれば、言ってしまえば保険には入らなくてもいいわけです。怪我や病気をする確率なんて誰にも読めないわけで、それはもうギャンブルです。笑
実際に高額な医療費がかかる際は、自分だけでなく家族や身の回りの方に迷惑をかける事になるので、その点はしっかり自己判断してください。
そういった事も踏まえて、自分は節約がメインの理由で、クレジットカード保険だけでまかなう選択をしました。
海外保険には大きく分けて
- 日本で大手の保険会社の保険に加入する
- 現地で保険に入る
- クレジットカードの付帯保険でしのぐ
という方法があるわけですが、自分が1と2を弾いた理由を先にお伝えします。
1に関しては、今まで10回以上の海外旅行や2回の少し長い滞在の留学の経験がありますが、一度も海外の病院にお世話になった事がないという事からです。留学の際はいずれも保険に入っていましたが、そういえば全く使わなかったな〜という感じでいつも終えていました。留学後にプラプラと東南アジアを回っていたんですが、その時はクレジットカードも作っていなかった上に、契約していた保険も切れていました。今思えばなんかあったらやばかったなって感じです。笑 いずれにせよ怪我や病気で何千万もかかるケースは極めて稀という判断から、クレジットカードの付帯保険で十分と結論づけました。
2に関しては、調べた結果オーストラリアの現地保険はキャッシュレス診察に対応していないという情報を見たからです。キャッシュレス診察に対応していないとどうなるかというと、病院に行った際にまず自分で代金を払わなくてはならないという事です。例えば医療代金が1000万円を超えた場合、そんな大金を所持している人は少ないかと思います。そんな事を考えると、多少高くても日本の保険会社の保険に入ったほうがいいな〜と思った次第です。また、今回後ほどご紹介するクレジットカードはキャッシュレス診察に対応しているクレジットカードです。
そういうわけでクレジットカードの保険に頼る事にしました。
ワーホリ:クレカ無料作戦の具体的な方法
- 無料で作れる保険自動付帯のクレジットカードを複数枚作る
- 無料で作れる保険利用付帯のクレジットカードを複数枚作る
- 半年より前に一旦日本に帰る
これだけです。これで一年間の保険料を浮かせる事が可能です。
「クレジットカードについてる保険ってそもそも何…?」という方も多いかと思います。自分も実際そうでした。
そういうわけで、クレジットカードを持っているだけ・あるいは条件を満たせば保険が適用されるわけです。
そして自動付帯・利用付帯のクレジットカードは日本に帰国するとリセットされます。その特性を活かして保険を適用させます。
つまり、
- 最初の3ヶ月は自動付帯のクレジットカードで保険を適用
- 3ヶ月経つ頃に利用付帯のクレジットカードで保険を適用
- 6ヶ月経つ頃に一度日本へ帰国(自動付帯・利用付帯の保険がリセット)
- オーストラリア入国後1〜2を繰り返す
- 1年間をクレジットカードの保険付帯だけでやり過ごせる
といった感じです。
ちなみに複数枚作るとした理由に関しては、クレジットカード一枚だけでは保険の力が弱いためです。複数枚あれば、保険の項目によっては合算が可能なので、より守備範囲の広い保険になるといったイメージです。
「なんかややこしいわ…」「うさんくさい…」と感じる人もいるかもしれませんが、そうでもないので安心してください。
無料の海外保険付きのクレジットカードを作って、少し使うだけです。
ワーホリ:クレカで海外保険料無料作戦の問題点
とはいえ、この作戦が向いてない人もいます。
それは
- ここまでの説明で既にめんどくささを感じている
- クレジットカードを複数枚契約するのがとにかくめんどい
- 保険にかかる費用は出し惜しまない
- 「疾病死亡」「緊急歯科治療費用」に備えたい
- 6ヶ月間日本に帰る予定がない
- 病気や怪我の保証を無制限で欲しい
という人です。該当する方にはあまりおすすめではないので、ページをそっと閉じていただいて大丈夫です。笑
「説明を読むのがめんどい」「クレジットカードを複数枚契約するのがめんどい」という人には、もう何もなす術がありません。笑 普通に保険会社を経由して保険に加入した方が良いです。
「ワーホリ保険にかかる費用は出し惜しまない」という人は、値段を気にせず納得の保険に加入すればOKです。本記事は海外保険を安くすませたい人向けです。笑
「6ヶ月間日本に帰る予定がない」という人は一年間の保険料を無料にする事は難しいです。ただ、クレジットカード保険作戦を使えば6ヶ月分は実質保険料を無料にする事が可能です。その後の半年間は、現地で保険に入る等すればかなり安くすみます。
「すごい大きな怪我や病気をする可能性だってあるんだから、とにかく保証をしっかりしてほしい」という人は、先ほどもお伝えしましたが大手の保険会社の保険で、補償額無制限のものを選択する事をおすすめします。
クレカで海外保険料無料作戦がおすすめな人
反対にこの作戦がおすすめできる人はこんな人です。
- 年間20万保険にかかるなんて高すぎだから困っちゃう
- ちょっと面倒な手続きも、お金のためなら頑張れる
- 海外旅行に頻繁に行くけど、その度に保険に入っている
- 3ヶ月〜6ヶ月くらいの滞在である
- 1年いる予定だけど、半年以内に一回日本に帰る可能性がある
という人です。
上記該当する方は、もう少しお付き合いください!
海外保険を安くする[1〜90日間] : 自動付帯のクレジットカードを作る
これから先は淡々と手順を説明していきます。笑
まずは持っているだけで海外保険が自動で3ヶ月間適用されるクレジットカードをご紹介します。
- エポスカード
- JCBカード
- 横浜インビテーションカード / Rexカード lite(※一緒にしてるのは理由があります…後ほどお伝えします)
- (番外編 : 有料)ANAアメリカン・エキスプレス®・カード
上記のクレジットカードを作成するだけで、3ヶ月間はかなりいい保険が効きます。何よりもすべてカードを作るのが無料なので(※2017/08/16現在)、作るに越したことがありません。
今回はワーホリビザ取得者等、長期の海外保険向きに書いていますが、短期で海外旅行する際なんかでもかなり有効です。「海外旅行の度に保険に加入をしていた」という人は、この自動付帯付きのクレジットカードで済ますことができます。
以下ではそれぞれのカードごとの特徴を簡単にお伝えします。
自動付帯でおすすめのクレカ① : エポスカード

- 自動付帯
- キャッシュレス診察
- 即日発行もいける
- 年会費無料
あらゆるWEBサイト等でも「最強カード」と紹介されていますが、その通り「最強」のクレジットカードだと自分も思います。
自動付帯は先ほど少しお伝えした通り、“クレジットカードを作成しただけで、海外渡航後90日間保険が適用される”という素晴らしい特典です。
キャッシュレス診断とは、病院に行って現金やカードで支払う必要がないという事です。逆にいえばキャッシュレス診断でないものだと、高額請求でも一度こちらで負担をする必要が出てきてしまいます。なのでキャッシュレス診断があるか否かはかなり重要なポイントになってきます。
即日発行もいけるくらい審査も早く、カードが届くまで非常に早いので、「もう海外いくのが事前に迫りすぎてやばい」という人もギリギリ間に合う可能性があります。
年会費無料であるという点はゆうまでもなくメリットです。
エポスカードで補える保険内容はこんな感じです。
有効日数 | 死亡・後遺障害 | 傷害(ケガ)治療 | 疫病(病気)治療 | 賠償責任 | 救援者費用 | 携行品損害 | 発行日数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エポスカード | 90日間 | 500万 | 200万 | 270万 | 2000万 | 100万 | 20万 | 最短翌日 |
ちなみにですが、エポスカード所持後いくつか疑問があったので直接お問い合わせしてみました。
→A.届いた時点で登録は完了していて、適用されるための条件等はない。
Q.海外で所持する必要がある?
→A.海外に持っていく必要はないが、番号等の情報をお聞きするので、情報を控えていた方がいい。
Q.帰国するとリセットされるというが、条件は?また他の国ではリセットされない?
→A.ただ日本に戻るだけで特別な対応は不要。入国の日付、パスポートをみて90日間以内であるか確認される。他の国では90日間はリセットされないので、再度適用したい場合は日本に戻らないとNG。
という事でした。
自分はエポスカードを頼んでから、翌日にカードが届いたので「これを持って海外にいけばもうOKなの…?」と不安になったわけですが、確認した結果OKという事でした。
カードの情報をメモしておけば、カードを海外に持っていく必要もないとの事です。無くすリスクもあるので、海外に所持する・しないに関わらずカード情報をスマホやPC等にメモっといたほうがよいかと。
また日本じゃなくて近隣国に出国すれば、リセットされるのかな〜と思ってたんですが、そこはNGでした。
以上の理由から、エポスカードは作らない理由がないクレジットカードといえます。
自動付帯でおすすめのクレカ② : JCB EIT カード

- 自動付帯
- キャッシュレス診察
- 年会費無料
エポスカードと同じように、自動付帯の保険で、キャッシュレス診察OKで、年会費が無料です。
エポスカードよりも発行に少し時間がかかるので、直前の申し込みだと間に合わない可能性があるので、その点は注意です!
有効日数 | 死亡・後遺障害 | 傷害(ケガ)治療 | 疫病(病気)治療 | 賠償責任 | 救援者費用 | 携行品損害 | 発行日数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
JCB EIT | 90日間 | 2,000万 | 100万 | 100万 | 2000万 | 100万 | 20万 | 最短3日 |
公式のホームページより、海外保険の条件をみてみると180日間という記載がありました。
しかし、他のクレジットカードを紹介しているようなウェブサイトだと「90日間」と書かれていたので、どちらが正解なんだろう…という事で直接お問い合わせしてみました。
ついでにその他の質問もしました。
→A.90日以内に怪我や病気になったものが対象となる。90日以内の怪我や病気であれば、その後180日以内に要した費用が保証されるという意味合いになる。
Q.他のクレジットカードの自動付帯の額との合算であってる?
→A.死亡後遺障害に関しては、所持しているクレジットカードの高い方が適用される。治療費用に関しては合算可能。
という事でした。
ルールが変わる可能性等も否めないので、契約をした際はご自身でも保険に関する説明書をしっかり読んでおく事をおすすめします。
自動付帯でおすすめのクレカ③④ : 横浜インビテーションカード / Rexカード lite

有効日数 | 死亡・後遺障害 | 傷害(ケガ)治療 | 疫病(病気)治療 | 賠償責任 | 救援者費用 | 携行品損害 | 発行日数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
横浜インビテーション | 90日間 | 2,000万 | 200万 | 200万 | 2,000万 | 200万 | 20万 | 2週間前後 |
Rexカード lite | 90日間 | 2,000万 | 200万 | 200万 | 2,000万 | 200万 | 20万 | 2週間前後 |
色々なブログでも紹介されている、横浜インビテーションカードとRexカード lite。
キャッシュレス診察・自動付帯・年会無料…と良い事づくしなのですが、個人的にかなり困った事 & 伝えておくべき事があります。
それは、両方のクレジットカードの審査に落ちたという事です。笑
今までクレジットカードの審査に落ちた事が特になかった上に、ここでご紹介している他のカードも同様に審査に落ちませんでした。おそらくですが、この2つのカードは同じ発行元なので、全く同じ日に契約をしようとしたのがまずかったのではないかな…と予測しています。
もちろん自分だけがたまたま落ちたという可能性も否めないですが、一応ご報告までにといった感じです。というわけで自分はこの2つのクレジットカードを手にいれる事ができませんでした。笑
保険の内容も手厚いので絶対欲しかったんですが、今後このクレジットカードの契約を考えている方は時期をずらすか、1つだけの申請にしておいたほうが良いかもしれません。
[番外編]マイルを貯めるのにおすすめのクレカ : ANAアメリカン・エキスプレス®・カード

- 利用付帯なので注意
- 180日間?
- 死亡・賠償責任の保険が手厚い
- キャッシュレス診察ではない
こちらのカードは年会費無料ではないので注意してください。安く済ませたい方はスルーでOKです!
先に注意点をお伝えしておくと、無料ではない・キャッシュレス診察に対応していない・利用付帯であるといった点です。
なのになぜこのクレジットカードをご紹介するかといえば、今回他でご紹介しているカードと同じタイミングで、自分が契約をしたからという理由のみです。笑
自分はこのカードを今後メインカードとして使い予定なので、旅行代金等もこのカードを使って払うつもりです。となると利用付帯が出国時にはスタートしている事になるので、事実上自動付帯と同じような扱いになるため、自動付帯カード一覧の方に混ぜたという経緯です。笑
以前から海外旅行などにはよく行くほうでしたが、特に何も考えずに三菱UFJで作ったなんの特典もないクレジットカードを使い続けていました。
勿体ないのはわかってはいましたが、以前クレジットカードに関して調べた時にあまりにも莫大なウェブサイトが様々なクレジットカードをおすすめしていたので、嫌になって放置していました。笑
ただこの自動付帯や利用付帯のクレジットを契約する際に「どうせならメインのクレジットカードも決めよう」という事で、再度クレジットカード探しを始めました。
条件がありすぎるとクレジットカード選びはかなり時間がかかるので「マイルを貯めやすいカード」と絞って探し始めました。しかし、それだけでも無数のクレジットカードがヒットして、一週間くらい悩み続けていました。笑
一時期はマイル還元率が条件によっては非常に高くなるという事で、VISAワイドゴールドカードに決めかけたのですが、マイルの保有期間に期限があるという理由で途中で辞めました。
「適当に使っていてマイルが貯まってたから海外旅行に行けてラッキー」くらいの感覚でいいや、と最終的に判断し、「それならばマイルの期間が決まっていない方がいいや」という理由でANAアメリカン・エキスプレス®・カードに決めました。
それだけの条件なら他にも色々とクレジットカードの種類はあるかと思いますが、とにかくもうこれ以上の比較をするのは面倒なのでこれに決めました。笑
自分と同じように「マイルを使用期限を気にすることなく貯めたい」という人には、少しはおすすめできるかと思い、ご紹介しました!
ちなみにもちろん海外保険もついていて、内容はこんな感じです。
有効日数 | 死亡・後遺障害 | 傷害(ケガ)治療 | 疫病(病気)治療 | 賠償責任 | 救援者費用 | 携行品損害 | 発行日数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AMEX | 180日間? | 3,000万 | 100万 | 100万 | 3,000万 | 200万 | 30万 | 約2週間 |
有料ですが、一番重要?な怪我・病気の保証が少ないので、単体では少し心もとない保険の内容です。
先にご紹介した自動付帯のクレジットカード等と合算して、怪我・病気の保証を手厚くするのが良いです。
自動付帯クレカまとめ
というわけで、上記のクレジットカードを作成しました。横浜インビテーションとREXは落ちましたが…。笑
改めてまとめると比較表はこんな感じです。
有効日数 | 死亡・後遺障害 | 傷害(ケガ)治療 | 疫病(病気)治療 | 賠償責任 | 救援者費用 | 携行品損害 | 発行日数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エポスカード | 90日間 | 500万 | 200万 | 270万 | 2,000万 | 100万 | 20万 | 最短翌日 |
JCB EIT | 180日間? | 2,000万 | 100万 | 100万 | 2,000万 | 100万 | 20万 | 最短3日 |
横浜インビテーション | 90日間 | 2,000万 | 200万 | 200万 | 2,000万 | 200万 | 20万 | 2週間前後 |
Rexカード lite | 90日間 | 2,000万 | 200万 | 200万 | 2,000万 | 200万 | 20万 | 2週間前後 |
AMEX | 180日間? | 3,000万 | 100万 | 100万 | 3,000万 | 200万 | 30万 | 約2週間 |
海外旅行保険で一番使うであろう治療保険料も、複数枚のクレジットカードを所持していればなかなか手厚くなります。
改めてまとめると、上記でご紹介した自動付帯のクレジットカードは
- 年会費無料
- 持っているだけでOK。特別な契約等は必要なし
- 日本出国後90日間適応される
- キャッシュレス診断可能(現金がなくてもみてもらえるが、適応病院は事前に聞く必要あり)
- リセットは日本に帰らないとダメ
- 使用する必要は無い
という特性があります。
年会費無料のクレジットカードを作るだけで、約3ヶ月間は海外にてそれなりの保証をしてくれるというわけです。
海外旅行によく行かれる方なんかは、マストで持っておくべきアイテムです。(※旅行の度に海外保険に入らなくてOKなので)
海外保険を安くする[90〜180日間] : 利用付帯のクレジットカードを作る
上記で自動付帯のクレジットカードをご紹介しました。持っていれば出国後90日間はクレジットカード保険に守られる事となります。
が、自動付帯のクレジットカードだけでは、90日間しか保険が適用されません。その間に日本に一度帰国すれば、その日数はリセットされてまた適用されるわけですが、「90日以内に日本に帰国する予定が無い」という人もいるかと思います。
そういった方は、利用付帯のクレジットカードを使えばさらに90日間保険を伸ばす事ができます。
何度か説明しているように、自動付帯のクレジットカードというのは出国をしたらその時点で90日間のカウントダウンが始まります。
ですが、利用付帯のクレジットカードは「ある条件を満たせば、保険が90日間適用される」というものです。
この特性をうまく生かして、「自動付帯で90日間をクレカ保険で過ごす。90日以内に利用付帯の条件を満たし、さらに90日間の保険を適用する」という事が可能です。
少しややこしく感じるかもしれませんが、やる事は簡単なので安心してください。
まずは無料でおすすめの利用付帯保険付きのクレジットカードをご紹介します。
- RECRUIT Card
自分でこんな記事を書いておきながら、自動付帯のクレジットカード作りを頑張りすぎて、利用付帯のカードはこれしか作りませんでした。笑
ただこれでも十分な威力を発揮します。
以下で詳細を見ていきましょう。
利用付帯でおすすめのクレカ① : RECRUIT Card

このRECRUIT CardはVISA・Master・JCBと3種類あり、JCBとVISA or Masterのどちらか一方であれば、2枚所持する事ができます。
海外保険の保証内容はもちろんいっしょですが、合算する事で保証を少し手厚くする事ができます。
有効日数 | 死亡・後遺障害 | 傷害(ケガ)治療 | 疫病(病気)治療 | 賠償責任 | 救援者費用 | 携行品損害 | 発行日数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リクルートJCB | 90日間 | 2,000万 | 100万 | 100万 | 2,000万 | 100万 | 20万 | 約2週間 |
リクルートMaster | 90日間 | 2,000万 | 100万 | 100万 | 2,000万 | 100万 | 20万 | 約2週間 |
自分はこのカードしか間に合わなかったので笑、オーストラリアで3ヶ月過ごした感じを見て、必要であれば現地の保険に入ろうかと考えています。
オーストラリア入国後90日は上記でご紹介した自動付帯の保険を適用し、その間にリクルーカードを使用して、利用付帯の保険を適用させる必要があるので要注意です。
ワーホリの高い保険料をクレカで安く。
こんな感じで、ワーホリビザで海外に長期滞在する際の保険料を浮かす事ができます。
今回ご紹介したクレジットカードの保険に関しての情報は2017/09/03の時点での情報なので、契約前は必ずそれぞれの公式HPなどで詳細を再度確認するようにしてください。
改めてまとめるとこんな感じです。
1日目〜90日目 : 海外保険自動付帯のクレカで保険適用
90日目〜180日目 : 海外保険利用付帯のクレカで保険適用
よほどの大怪我や病気にならない限りは半年まではこれでいけます。1年間いるよ〜という人は一度帰国してリセットしてください。
今回ご紹介した保険はあくまで自分のメモ感覚で書いた要素が強いです。保険でまかないたい保証内容などは人それぞれ違うと思うので、「いやこれじゃあ怪我や病気の保証が足りないよ…」という人は、やはり保険会社のものを再度確認する事をおすすめします。
ちなみに自分は最初の3ヶ月で様子を見て、さらに保険内容を手厚くした方が良いと判断したら、現地の保険にも追加で入ろうかなと考えています。
普段海外保険などは「なんとなく適当に加入していた」という人も多いかと思いますが、これを機にしっかりと保証内容を確認してみると良いかもしれません。意外と無駄に保証を手厚くして、余計なお金を支払っているケースも少なくありません。
日本で保険に入る・現地で保険に入る・クレジットカードの付帯保険でまかなう、というそれぞれの特徴や性質があります。自分もこの記事を書くにあたり、保険に関して再認識する部分が多かったので、今一度どの選択肢がいいかしっかりと考えてみる事をおすすめします!